平均的に日本人の歯は男女共に50才頃から歯が抜け始めます。と言っても一度に何本も抜けるのではなく、年齢を重ねるごとに一本、また一本と抜けてゆきます。65歳を過ぎる頃から抜ける時間的な間隔が早まり、80歳で6割強の人が総入れ歯を使う様になります。
個人差はありますが、加齢と伴に歯を失う事は老化現象であり、避けられないのです。歯磨きなどの手入れの悪さなど、自分のせいにする人が大多数ですが、そんな事はありません。遅かれ早かれ歯は抜けてゆくものなのです。歯が抜けるのはあなたのせいではないのです。
しかし、抜けたままにしておいてはいけません。食事がしにくいばかりではなく、残った歯にかかる負担が大きくなり、益々歯の寿命が短くなってしまいます。
大切なのは歯の抜けた部分を正しい入れ歯で補って噛む能力を維持する事です。
抜けた部分を正しい入れ歯で補いバランスよく噛む事で、残った歯の過負担を防ぎ歯の寿命を延ばす事にも役立ちます。
よく噛んで食べる事は健康の源であるばかりでなく、人生の大きな楽しみです。 また、正しい入れ歯を使う事で次のような症状が軽減または消失することがあります。(当医院の症例より)
頭痛、肩こり、めまい、腰痛、膝の痛み、疲れやすい、だるい、気力低下など安全で快適な入れ歯で楽しく過ごしたいものです。
一般歯科診療
■ご相談から治療迄の流れ
単純な虫歯の痛みのご相談でも、初めて来院された方には、どのようにお困りなのか来院の動機をお伺いいたします。お話を伺った後は、それぞれの目的に合わせて口腔(コウクウ)内の検査をいたします。
その検査とは、主に「歯の状態の検査」「歯ぐきの検査」や「入れ歯の適合検査」などで必要に応じレントゲン撮影をさせて頂きます。
それらの検査結果から、口腔内の現状を把握し、期間や計画など治療方針をご説明させて頂き、計画した患者様それぞれの治療方針に沿って継続的に来院頂いて、治療を進めます。
なお、治療の完治後も、口腔内のケアに勤めるために、定期歯科検診のご案内をさせていただきます。
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